看護師の身だしなみ

身だしなみのポイント

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好印象を与えることが大切

ビジネスマナーの基本、身だしなみのポイントを見ていきましょう。看護師が身だしなみを整える上で最優先すべきポイントは「清潔感」や「好印象」を与えることです。清潔感を与えるためには、日頃身に付けている衣類を清潔に保つ必要があります。看護師が働く医療機関には幅広い層の人々が訪れます。性別・年代を問わずあらゆる人に好印象を与えるためにはどうすればいいのでしょうか。そもそも、好印象という言葉のイメージはあいまいです。そのため、ピンポイントで「どこが」というよりも、「全体的に」いい印象を与えるような身だしなみにしなければなりません。

意識すべきポイント

まずは「髪型」です。髪の長い人は後ろでまとめるか、お団子などにして乱れないようにしてください。髪の短い人でも寝癖などがあると不潔な印象を与えるので注意しましょう。髪を染める場合、明るすぎる色は避けてください。落ち着いた印象で、あまり目立たない色にしましょう。髪の色が明るすぎると奇抜な印象を与えるだけでなく、伸びてきた時に色の境目が目立ってしまいます。
次に「メイク」です。当然ながら、眉毛がぼさぼさで肌荒れもひどいような状態だと、清潔感を与えることはできません。面倒ですが、メイクは毎日するようにしてください。ただし、色移りするような濃いメイクはいけません。血色がよく見えるようなナチュラルメイクがベストです。アイメイクや口紅もなるべくナチュラルな色にして、あまり目立たないようにしてください。
「服装」は基本的に制服なので、こまめに洗濯してください。また、シミなどの汚れが付いた場合は放置せず、すぐに落としましょう。白や薄いピンクなどの色が多いので、少しの汚れでも目立ってしまいます。また、洗濯を繰り返すうちにシワも目立ってきますので、クリーニングやアイロンがけなどを定期的に行ってください。ボタンのほつれやポケットの穴なども細かくチェックして、問題があれば直すか買い替えるようにしましょう。足元はナースシューズかサンダルが基本ですが、かかとを踏むのはやめてください。昔は白いタイツが一般的でしたが、最近はベージュなどのストッキングが主流です。伝線や毛玉に注意して、もし破れても大丈夫なように替えのストッキングを用意しておきましょう。
その他だと、アクセサリー類にも注意してください。基本的に、衛生面の問題や医療事故のリスクがあるためアクセサリー類は禁止されています。おしゃれが好きでメイクなどを楽しみながら働きたいのであれば、美容クリニックなどがおすすめです。